ジブリ、「小休止」へ　製作部門解体

日本の映画歴代興行収入１位の「千と千尋の神隠し」など数々のヒット作を世に送り出してきた「スタジオジブリ」（東京都小金井市）が、製作部門をいったん解体する方針であることが４日、分かった。鈴木敏夫代表取締役プロデューサー（６５）がジブリの株主総会で明言した。新作は「小休止」となり、現在公開中の「思い出のマーニー」以後、当面製作されない可能性が高くなった。

制作部門を一旦解体という表現はいまいち伝わりにくいですね。
アニメーターを一旦解雇リストラするのではないでしょうか。
もしもリストラをするのならリストラをすると清く発表していただきたいですね。
家電メーカーでもリストラはリストラと表現していますから。
ものの言い方で柔らかくいうのは宮崎監督率いるスタジオジブリらしくありません。
それとも解雇は一切ないのかしら？
でも解体というのは解雇を意味するのではと思います。
アニメーターの数も百人を超える大所帯です。
次回作を制作しないのに会社が持つわけないと思うのですが。
解体という表現はよく分かりませんね。


鈴木氏は６月２７日に開かれた株主総会で、宮崎氏引退のインパクトが非常に大きかったことを強調。「延々と作り続けることは決して不可能ではなかったが、（新作製作は）いったん小休止して、これからのことを考えてみる」と述べた。


やっぱり宮崎監督の引退宣言は会社にとっては大きな痛手だったのでしょう。
引退なんて宣言しなくてもよかったのにと今頃思っているのではないでしょうか。
監督の性格からしてはっきりと宣言しないといけなかったのでしょうが。
宮﨑駿あってのスタジオジブリなので宮崎駿監督の引退宣告はもうスタジオジブリの解散を意味していたのかとファンとしては思ってしまう。
そして結果としては制作部門の解体。
制作部門以外になんの部門があるのでしょう。
アニメスタジオが制作部門を解体するということはスタジオジブリの解散ではないでしょうか。

宮崎監督と鈴木プロデューサーの２人３脚で日本のアニメ映画界を牽引してこられました。
このお二方が引退したらもう２度と日本のアニメ映画界は戻ってこないと思います。
時代がどう変わったのでしょう。
少子化、子供の数が激減している今、アニメ界は相当に苦戦していると思います。